雇用保険

2023年度使いやすい助成金

2023年度も厚生労働省管轄の雇用関係助成金が出揃いました。 助成金は、時の政府がその政策を推進するための「手段」です。すると今年度は、賃上げ、労働移動、リスキリング、高齢者、子育て・介護辺りがポイントになるでしょうか。 以下に簡単ではあります…

「育児休業」の愛称

現在東京都では、「育児休業」のイメージを一新する新たな「愛称」を募集しているそうです。 サイトによると、 「育児休業」を単に「仕事を休む期間」と捉えるのではなく、「社会の宝である子供を育む期間」であり、「子が親とともに過ごす大切な期間」と考…

【動画解説】緑の封筒の正体

6月に入り、全国の事業所に緑の封筒が一斉に届いています。 「至急開封してください」とのただならぬ様子の封筒です。 昨年4月以降に事業を起こして初めて労働者を雇い出したり、雇用調整助成金の申請のためようやく労働保険の正規の手続きを行った事業所で…

65歳以上の雇用保険料徴収

2017年1月1日から65歳以上の労働者も雇用保険の適用対象となりましたが、経過措置として2019年度(2020年3月31日)まではその保険料は免除されていました。 今月よりその免除期間が終了し、65歳以上の雇用保険加入者からも雇用保険料の徴収が必要となります…

【新型コロナウイルス】保険料の猶予等が受けられる場合があります

新型コロナウイルス感染症の影響で多くの事業所が苦しい状況に置かれていることと思います。 中には毎月の社会保険料等の納付や労働保険料の納付が困難となることもあると思われます。 その場合、保険料納付の猶予等を受けられることがありますので、ご検討…

育児休業給付金引上げ?

少し前になりますが、こんな記事がありました。 www.nikkei.com 現在の日本の育児休業の取得率は、女性82.2%、男性6.16%となっています(厚労省「平成30年度雇用均等基本調査」より)。 想像通り圧倒的に男性の取得率が低いのが現状です。そこで現在国は男性…

インターネットで外国人雇用状況届出が申請できます

かねてより外国人を雇用する事業主は、その雇い入れや離職に際し在留資格等をハローワークに届け出ることが義務付けられていました。 その届出ですが、インターネットを通じていつでも行うことが出来ます。 ハローワークインターネットサービスよりユーザー…

専門実践教育訓練の指定講座が拡大されています

4月と言えば新たに何かを学びたくなる季節ですよね。 いくつになっても学ぶことは喜びですし、また新たな資格の取得など自身のキャリアアップのためにも大いに学びたいものです。 さてそこで是非利用したい制度が雇用保険の教育訓練給付制度です(昨年も同…

追加給付の住所情報等登録フォーム

こちら(毎月勤労統計の不正調査② - 社労士PAKの労務日記)の記事でご紹介した毎月勤労統計の不正調査を原因とする不足分の追加支給ですが、記事にも書いたように過去に雇用保険や労災保険から給付を受けた人の中には現在氏名や住所等が変更しており、その追…

2019年度雇用保険料

先日2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の雇用保険料率が決定しました。 結論からご紹介すると、今年度は昨年度から変更はありません。 一般の事業に関しては、失業等給付の保険料率は労働者・事業主負担共に引き続き「3/1000(0.3%)」、雇用保険二事…

出向時の社会保険

出向という言葉、よく耳にすると思います。 時々質問されるのが、この出向時の社会保険をはじめとする各種公的保険の適用の問題です。 少しまとめてみました。 まず前提として出向には、 ① 今在籍している会社(以下「出向元」と呼びます)に籍を残したまま…

毎月勤労統計の不正調査②

先日書いた毎月勤労統計の不正調査(毎月勤労統計の不正調査①~私情編)ですが、報道もされている通り、不正の結果雇用保険や労災保険などの支給額が間違っていたケースが生じることとなりました。 これはどういうことかと言いますと、例えば雇用保険の基本…

毎月勤労統計の不正調査①~私情編

毎月勤労統計調査の不正が世間を騒がせました(騒がせています)。 社会保険労務士という厚生労働省を主務官庁とする資格を持つ者の一人として、以前の消えた年金問題しかり、今回の問題しかり、非常に腹立たしく、また情けない思いです。 政府発表によると…

【更なるキャリアアップ&スキルアップを目指すなら教育訓練給付金の活用を!】

桜咲く新年度を目前に控え、自らのキャリアップやスキルアップのために資格取得などを考えている方も多いと思います。 今日はそんな方が利用できる雇用保険の制度をご紹介します。 雇用保険の加入者(被保険者)は資格取得などの為の教育訓練を受講した場合…