今年の4月1日より改正健康増進法が施行され、公共の場での喫煙に関する規制が強化されます。
施行前ということもあり、まだそれほど今までとの急激な変化を実感としては感じませんが、今後『終日全面禁煙』となる施設や店舗はより増えてくることでしょう。
さてそんな中、企業単位でも喫煙に対する意識が高まっているようです。
コカ・コーラボトラーズは今年1月のニュースリリースで、就業時間中の全面禁煙を導入することを発表しました。
それによると
1.就業時間中の禁煙(休憩時間は除く)
・ 加熱式たばこ、電子たばこについても同様に、就業時間中は使用禁止
2.建物屋内の禁煙
・ 喫煙場所が屋内にある拠点は屋外へ移設
3.就業時間中や休憩時間にかかわらず、社有車内は全面禁煙(一部特例あり)
とのことで、休憩時間を除く就業時間中は電子タバコを含めて全面禁煙、社内の喫煙所も屋外へ移設するとのことです。
社有車内は休憩時間を含めて全面禁煙とのことですが、外回りの喫煙者は車外でなら就業時間中でもこっそり吸っちゃったりするのかも知れませんね(そこまでは中々規制できないでしょう)。
とはいえ、喫煙者が会社で定められた休憩時間以外に喫煙のために席を立ち(現場を離れ)、それが非喫煙者の不満を呼ぶなんてことはよくある話です。
喫煙者にとっては世知辛い世の中かも知れませんが、より多くの人にとって職場環境を良くすることは人材確保のためにも不可欠です。今後こういった流れは一層加速化していくものと思われます。