仕事が出来る人に共通すること

 

本日は本の紹介をしたいと思います。

 

今日は「数値化の鬼 -仕事ができる人に共通する、たった1つの思考法-」をご紹介します。

 

こちらの本は、前回ブログでご紹介した「リーダーの仮面 -いちプレーヤーからマネージャーに頭を切り替える思考法-」に引き続く人気シリーズの本です。

 

本書は「ビジネスで成果を出したい、目標を中々達成できない、数字が苦手」

という方に一度読んでほしい一冊になります。

 

まずは結論から言いますと、数字を使いこなした人がビジネスで成功を収めます。

 

仕事が出来る人は、必ず数字を上手く使いこなしています。

 

数字は自分を客観視して正しく理解する事ができますので、意識的に使っていきましょう。

 

たとえばPDCAサイクルに数値を入れてみる事で、ビジネスの成果が上がりやすくなります。

 

例として、今後読書を習慣づける為に私が行う「PDCAサイクル」を紹介します。

Plan  :約400ページの本を2週間以内に読み切る  

Do  :1日35ページ読む

Check:毎日読んだページ数を確認する

Action:(計画通り進んでいない場合) 明日はどうすべきか決める

 

P「計画」に時間をかけすぎず、D「行動」の数をこなしましょう。

 

なんとなく数値化するのではなく、C「確認」の際になぜ目標を達成できなかったのかえを考え、A「改善」に繋げて下さい。

 

注意すべき点は、数値化した目標を立てる際に「確率の数値目標」を立てない事です。

 

何事も成功させる上で大切なのは行動力です。

しかし目標を確立で立てると、質を上げる事ばかりに目がいってしまいます。

 

例えば、営業で成約率50%を目標にしたとします。

 

もし一日で5件契約を取れたら、次もう1件営業にいこうとは思いません。なぜなら失敗したら50%を下回るからです。

 

本来であれば、成約の可能性があるのであれば、たとえ契約が取れない可能性があったとしても、訪問は行うべきです。

 

本書ではこれを「確率の罠」と呼んでいます。

無意識的にやってしまいがちですが、皆さんも注意しましょう。

 

最後に、改善で重要な事は「変数を見極める」ことです。

 

よく私も「数字から見えるストーリー」に目を向けよと言われますが、まさにその通りだと関しました。

 

もしあなたが普段改善に向けて行動しているのに、中々結果が出ない場合、変数以外を直している可能性が高いです。

 

変数を見つけるのは難しいですが、やはり普段から数字を慣らして日頃から数字を使う癖を付けるべきです。

 

本書では、数値化を癖付けるトレーニング方法も紹介されていましたので、気になる方はぜひ手に取って読んでみて下さい。

 

自分も仕事に上手く取り入れれるよう頑張りたいと思います。

 

 

 

 

(響)