「量は質を凌駕する」という自分への戒め

 

久しぶりの更新です。

とある機会にこんな意味あいの話しを改めて聞ききました。

 

『量は質を凌駕する』

 

実際の会話の中では「凌駕」という言葉ではなかったと記憶していますが、私なりに一言でまとめるとこうなりました。

 

逆に 「量より質だよ」という話もよく聞くところではあります。例えば勉強時間も長くダラダラやるよりも質を高めた方がいいよとか、 練習も量をやるよりも質を高めた方がいいなど、いろいろ言われたりします。そしてそれ自体間違ってはいないと思います。

※ただ、ダラダラ勉強やダラダラ練習は時間を浪費しているだけで、実際には量もこなしてないので本当は比較になりませんが。

 

しかし一方で、質というものは量をこなさなければ高まるわけがないのですよね。

質が高まるとするならば、量をこなしている過程で、自分なりに効率の良い方法などが見えてくるのだと思います。

 

例えば 「将来メッシみたいなサッカー選手になりたい!」と子どもに言われたときに、 「じゃあ質のいい練習しなさい」と 初めから答える親御さんはおそらくいないでしょう。

ほとんどの方が「じゃあ誰よりもたくさん練習しなさい」というはずですし、実際そうしなければ一流のプレイヤーになれないことも多くの方が同意することでしょう。

 

元メジャーリーガーのイチロー選手の、『小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。』なんて有名な言葉もあります。

 

たどり着きたい場所があるのならば、 質を語る前にまず量をこなす。

仕事も、勉強も、目標達成のための何かも、皆同じことでしょう。

『量より質』なのではなくて、 量なくして質はなく、量は質を凌駕するということを、自分自身に改めて言い聞かせたいと思います。

 

(東)