こんにちは。
ここ最近大雨や台風ニュースが多いと思っていましたが、ついに「梅雨入り」が発表されました。
「皆さんは梅雨の時期、お好きですか?」
こう聞くと大半の人は、「嫌い」と答えるのではないでしょうか?
梅雨の時期は天気に左右され、休日外に出かけるのさえ面倒くさくなったり、憂鬱になり気分までどんよりしてしまいがちです。
頑張って外に出たとしても、片手は傘でふさがり、荷物は増え、湿気のせいで癖毛の髪はボサボサに…。
私にとってこの時期は、年間を通して一番嫌いな季節と言っても過言ではありません。
しかし
そんな事を言っていては、いつまでも気分が落ち込んでしまうだけなので
今日は、梅雨の季節という事で「雨」にまつわる雑学をお届けします。
ジメジメと湿気が多く、雨が降り続く毎日。
大半の人が嫌う梅雨ですが、実は「雨の音」にはヒーリング効果があります。
皆さんも何となく、雨の音で気持ちが安らぐような経験ありませんか?
何故心地良いと感じるのか
それは「1/fゆらぎ」が関係しています。
※「エフぶんのいちゆらぎ」と読む
「1/fゆらぎ」とは、一定の規則性の中に不規則なリズムが混ざったゆらぎの事を言い、人の心を安心させる効果があります。
雨の音以外にも、川の音や波の音、キャンドルの火、木々のそよぐ音など様々あります。
それら「1/fゆらぎ」を持つものを眺めたり、聞いたり、感じたりする事で同じような効果を得る事ができます。
有名音楽家であるモーツァルトの楽曲も、この「1/fゆらぎ」のリズムで何曲か音楽を奏でているそうですね。
ですので
梅雨の時期だからこそ、仕事や勉強に集中したい時、気分転換に窓を開けて雨の音を聞きながら作業を行ってみてはいかがでしょうか?
なぜ「1/fゆらぎ」のリズムが人間に心地よい効果をもたらすのか、それに関しては今現在でも科学的に証明する事は難しいそうです。
一説によると、人間の心拍リズムにも「1/fゆらぎ」があるようで
正常に動いている心臓は単に規則正しく鼓動を打っているのではなく、「1/fゆらぎ」を持って人間の生命を営んでいるそうです。
また、脳波の周波数の生体リズムもそうですし、人の神経細胞が発する生体信号の電気パルス間隔は「1/fゆらぎ」だと言われています。
黄金比と同じく、人が心地よいと感じる原因には生体に埋め込まれた情報が関係しているのかもしれませんね。
梅雨の時期はまだまだ続きますが、気分を落とさず、今日も一日頑張りたいと思います。
(響)