埼玉県が「働き方改革を進める企業への奨励金」制度を創設、現在参加企業を募集しています。
県の専用サイト「埼玉版ウーマノミクスサイト」によると本奨励金は誰もがいきいきとは働き続けられる社会を実現するため、働き方改革に取り組む企業に県から社会保険労務士などのアドバイザーを派遣するとのことです。アドバイザーによる取組支援の結果、「目標」を達成した企業に対し、県から奨励金を支給するとともに、取り組みをモデルとして発信するとのことです。
奨励金の種類は、取り組む項目別に4種類。合計15社を取組企業として募集中です(つまりすべての企業が奨励金の対象となるわけでなく、申込み、県の審査を通過し選ばれた企業のみが対象となります)。
①年次有給休暇の平均取得日数の増加、所定外労働の削減に加えて、フレックスタイム制の拡大、計画年休制度の導入、所定労働時間や日数の削減などの項目から3項目以上の取り組み 100万円(1社)
②長時間労働の是正 30万円(15社)
③テレワーク制度などの導入・対象拡大 30万円(④と合わせて15社)
④男性の育児休業の取得促進 30万円(③のと合わせて15社)
となっています。
①の複数の取組みを実施する企業は6月末までの募集。②の長時間労働の是正に取り組む企業は9月末。③④テレワークの導入・拡大と男性の育児休業の取得促進はそれぞれ9月末、12月末までの募集となっています。
中々ハードルは高そうですが、無料で社労士などの専門家を派遣してくれるとのことですので、本気で取り組みたい企業は応募してみてはいかがでしょうか。会社の本気度が伝われば、従業員の会社に対する愛情とモチベーションもアップすることと思います。
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